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プラセンタとは

「プラセンタ」は美容や健康に良いと広く知られるようになりました。
「プラセンタ」とはいったい何なのか、詳しく見ていきます。

「プラセンタ」とは、英語で「胎盤」を意味します。
「胎盤」は、妊娠するとすぐに母親の子宮の内に作られ、母体と胎児の
つなぐ架け橋のようなものとして、一つの受精卵から胎児へと育て上
げるという驚異的な働きを持つ臓器です。
胎盤は、哺乳類の一部の系統である有胎盤類のみが有する組織です。
母体で作られた胎盤は出産後、後産として対外に排出されます。つまり
妊娠期間中のみに存在する臓器ということになります。

胎盤は、胎児に酸素や栄養分を与えるだけではなく、器官の働きが成長途上にある胎児の代わりに肝臓や腎臓・肺などの役目などを果たす、極めて重要な役割を担っています。たった一個の卵とたった一個の精子が受精卵となり子宮壁に着床し、そこから約10か月間というスピードで基幹細胞から目的となる各種の細胞に分化ながら、細胞分裂を繰り返していきます。そして、数十兆という多数の細胞にまでなって約3kgのヒトの「赤ちゃん」となって生まれるわけですから、胎盤のパワーは神秘的と言えるほど驚くべきものなのです。

プラセンタの歴史

胎盤は哺乳類のみ作られるものですが、そのほとんどの動物が、輩出した胎盤を母親自ら食べ、分娩による消耗を補填します。
人間が胎盤を食さないのは、産後の栄養補給や体力の心配をすることがあまりない動物であるからと考えられています。私たち人間には、紀元前から世界中で薬として用いられた歴史があります。唐の時代(618年~907年)の漢方医学書『本草拾遺』の中では、「人胞」、「胞衣」の名前でも紹介されています。
さらに明の時代(1368年~1644年)に著された『本草網目』には、「紫河車」という名前で紹介されており、肉体的および精神的な疲れや衰えに対して効能のある滋養強壮の漢方薬として珍重されていると記されています。日本でも、江戸時代に「混元丹」として使用されており、古くから知られています。
また西洋では、古代ギリシャの医師が治療に利用していたり、女王や王妃も美や健康のために利用していたりしました。しかし、東洋で綿々と漢方薬として使われていたプラセンタも、なぜか西洋では中世以降忘れられた存在となっていました。
それが、1933年に旧ソ連で研究され、プラセンタの有用性がふたたび日の目を見るようになったのです。
 

現在、プラセンタエキスは注射剤や内服薬、健康食品、化粧品のかたちで美容や健康維持のために利用されています。

マカ・プラセンタの「プラセンタ」

マカ・プラセンタの「プラセンタ」は豚由来のプラセンタを使用しています。また、日本SPF豚協会という認定農場と契約して、SPF豚の胎盤のみを収集しています。この胎盤原料は急速冷凍された後、各農場から向上へ直送され、紫外線殺菌装置水を使用して解凍した上で、ひとつひとつ洗浄しながら受入検査、安全確認を行っております。有効成分の抽出工程においても、初期工程及び最終工程において熱殺菌処理も行っており万全の安全対策をとっています。

日本SPF豚協会では、オーエスキー病、豚流行性下痢症、伝染性下痢症、萎縮性鼻炎、マイコプラズマ肺炎、豚赤痢、サルモネラ・コレラ・スイス感染症、トキソプラズマ病などの疾病を規制対象としており、指定病原体を持っていない豚のことを「SPF豚」と呼んでいます。

家畜衛生を中心とした精度の高い管理技術は、正常な腸内細菌叢の生成と順調な発育を促します。
このようにSPF豚は、高いレベルの管理技術もった農場でのみ生産できる、食肉としても安全と安心と高品質を追求した豚の代名詞といえます。

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